立命館大学との共同研究(マルチコア制御システム)中間発表

当社は、立命館大学(京都府京都市)と、次世代IoT機器向けでの活用が見込まれる、組み込み「マルチコア制御システム」の共同研究を2018年9月より推進しております。
このたび、本共同研究の成果を学会発表しましたので、お知らせいたします。

産学共同研究の概要

背景・課題
近年、家電製品、医療装置や自動車などの電子製品は、高機能・高性能化に伴い、搭載されるコンピュータ(CPU)やソフトウェアが増加し、消費電力や熱量の増加など様々な課題を抱えています。
また、これら電子製品のIoT化により、リアルタイム性やセキュリティ面での課題も増加しています。
これらの課題を解決するため、当社と立命館大学は、「複数のソフトウェア」を「一つのコンピュータ」に統合し、制御させる「組み込み『マルチコア制御システム』」の共同研究を推進してまいりました。
共同研究の方針・方向性
家電製品、医療装置や自動車などで今後の利用拡大が見込まれるコンピュータを共同研究のターゲットとしました。
同時に、「リアルタイム性」と「セキュリティ」を確保し、より信頼性の高い「組み込み『マルチコア制御システム』」の実現を目指しております。
共同研究・開発の成果
組み込み機器で広く使用されている「ARM社製プロセッサ」で、「複数のソフトウェア」を統合し、制御するための基礎技術を確立しました。
今後は、リアルタイム性を重視したソフトウェア間の連携など、実用化に向けた様々な課題に取り組んでまいります。
組み込み『マルチコア制御システム』の概要

組み込み『マルチコア制御システム』の概要

学会発表について

「一般社団法人 情報処理学会」が主催する、「システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会」で、本共同研究の成果を中間発表しました(2020年2月27日~28日)。
今後の展開について
共同研究を通じて、家電製品、医療装置や自動車など様々な電子製品が抱える課題解決に貢献し、省電力・軽量化・小型化・コストダウンの実現を目指します。
また、立命館大学とは、最先端の研究を推進し、高度な組み込み技術の習得と応用に継続して挑戦してまいります。

ご参考

立命館大学 http://www.ritsumei.ac.jp/
立命館大学 毛利研究室(情報理工学部 情報理工学科) https://www.asl.cs.ritsumei.ac.jp/
一般社団法人 情報処理学会 https://www.ipsj.or.jp/
プレスリリース
立命館大学と、「次世代IoT機器向け、組み込み『マルチコア制御システム』」に関する共同研究と中間発表のお知らせ(2020年3月30日)

立命館大学と、「次世代IoT機器向け、組み込み『マルチコア制御システム』」に関する共同研究のお知らせ」(2018年9月27日)