「OT環境におけるセキュリティリスクと有効な対策」

トレンドマイクロ株式会社
 IoT事業推進本部 IoTエバンジェリスト 大久保 修一氏 特別講演

サイバーリスクの予兆は計測できる

生産現場でセキュリティの事故が発生した場合、情報システム部門が責任者となり復旧をリードすべきだという声をよく聞ききます。しかし、彼らは現場の製造工程に不案内です。本社と工場のコミュニケーションを良くするため、社内体制・推進プロセスづくりの地ならしを行い、いざというときに協働できるように備えておくべきです。

トレンドマイクロ株式会社 大久保修一氏

最初の取り組みは、工場にある制御端末の資産台帳化とネットワーク図の作成を行います。被害による影響範囲を特定し、経営への影響を早期確認するために必要だからです。

次に、多層防御の優先順位は、出荷する製品の品質に影響する検査装置を優先します。次に、生産が止まったら致命的な範囲へと広げます。
安全とは状態を示すもの。許容できるレベルまでリスクを押さえ込む必要があります。サイバーリスクの予兆は計測できます。既存設備に影響がない、インストールしない、インラインに入れない方法から対策をはじめてほしい。

トレンドマイクロ株式会社 大久保修一氏