「エッジアナリティクスによる、産業分野での効果的なIIoT戦略」

Aingura IIoT
 Chief Technology Officer Javier Diaz Rozo 氏 キーノートスピーチ

生産停止を未然に防ぐ高速・精緻なIoTテクノロジー

製造ラインでは、センサーや駆動装置に故障などがあれば、生産はストップします。稼働率を高め、生産性を上げるためには、これらセンサーや駆動装置などのエッジ部分を常に、高精度で監視することが重要になります。

Aingura IIoT Javier Diaz Rozo 氏

IoTを活用すれば、この監視精度を高めることができ、異常予知と事前対策への応用が可能となります。微細な温湿度や振動などの変化をセンシングシステムで監視・データ収集することで、異常値を瞬時に検知することができたら、故障などによる生産停止が現実となる前に部品を交換するなどの事前対応が可能になります。その結果、製造ラインの停止を防ぐ、または停止時間を短縮することができます。私たちアイングラIIoTは、このエッジソリューションをはじめ、産業機械メーカーの傘下で、工場向けのIoTを手がけています。

例えば、サーモグラフィーを使い、製造工程の中で生じるほんのわずかな温度変化を検知したり、高速カメラを使って、1秒あたり1,000フレームを撮影して機器や製品における変質を検知、分析するなどのサービスを提供しています。非常に精緻なデータ計測・収集と、大量のデータを高性能なシステムで解析するには、データ通信システムの重要性が高まります。

Aingura IIoT Javier Diaz Rozo 氏

大量のデータ通信に伴う負荷対策や、インターネットを介したデータ送信に伴うセキュリティ対策、データ送信インフラとしての無線システムや専用ケーブルなど物理面からのコストの問題など、課題は枚挙にいとまがありません。

エッジソリューションでは、様々な機能を持つIoTのボックスを組み合わせることで、前述の様々な課題を解決すると同時に、演算処理の高度・高速化などのメリットもあります。
こうしたテクノロジーを駆使すれば、複雑なアルゴリズムが必要な問題で、非常に多くのCPUパワーが求められる場合でも、エッジによるソリューション提供が可能になります。

Aingura IIoT Javier Diaz Rozo 氏