加速するIoT化とサイバー・セキュリティ対策!
 ~「隔離」・「遮断」・「データ保護」~

アドソル日進株式会社
 IoT システム事業部 事業部長 片山 健児

  工場や病院のIoTシステムは、ネットワーク分離で

あらゆるモノがインターネットにつながるIoT時代が到来し、世界のデバイスの数は2020年に400億台を超えると予測されています。医療、工場やインフラ、流通などで高成長が見込まれていますが、心配されるのはサイバー攻撃です。全世界で1日800億件の攻撃が発生しており、その被害額は66兆円、世界のGDP(国内総生産)の0.8%を占める計算になります。とりわけ、身代金を要求するランサムウエアの被害額は2017年に2,200億円に上り、前年から倍増しています。

アドソル日進株式会社 IoT システム事業部 事業部長 片山 健児

国際電気通信連合によるサイバーセキュリティーに対する、各国の取り組み格付けでは、シンガポールが1位のほか、マレーシアなどが上位に格付けされており、経済力と比例していません。その中で、日本は11位と、他の先進国に大きく遅れている現状があります。

アドソル日進株式会社 IoT システム事業部 事業部長 片山 健児

古い、サポートが切れた脆弱なOSをターゲットにした、工場や医療現場への攻撃対策は喫緊に対応する必要があります。当社のIoT機器向けセキュリティ・ソリューション「LynxSECURE」は、セキュリティーに特化した組み込み型ハイパーバイザー製品で、コンセプトは「隔離」と「遮断」、そして「データ保護」です。重要な制御ネットワーク接続領域と、通信ネットワーク接続領域を分離します。
インターネット経由で通信ネットワークからウイルスが侵入しても、遮断して被害を拡大させず、隔離された制御ネットワークに影響を与えません。セキュリティー対策のキーワードである「ネットワーク分離」を実現しています。データ通信は片方向にしか流さないデータ・ダイオード方式なので、制御ネットワークにウイルスが侵入しない仕組みを確立しています。
IoT化が進んだ工場では産業機器から制御系ネットワークに収集されたデータが、情報系ネットワークへつながり、最終的に「稼働状況の可視化」「保守保全の効率化」「生産効率の向上」ひいては「経営の効率化」につながるのが理想的な姿と考えます。しかしながら、産業機器においては、OSがアップデートできない、または情報系ネットワークからウイルスが侵入することを懸念して制御系と情報系を接続できないなどの課題が残っています。

アドソル日進株式会社 IoT システム事業部 事業部長 片山 健児

これらの問題は、IoT機器向けセキュリティ・ソリューション「LynxSECURE」を適用した製品で解決できます。情報系との接続部分に「LynxSECURE」を搭載したゲートウェイ・サーバー「セキュアゲートウェイ」を設置します。情報系からウイルスが侵入してもセキュアゲートウェイで遮断し、制御系に影響は与えない。片方向のデータ通信により、制御系のデータを安心して情報系へ流すことができます。
産業機器においては、上部のコントロールネットワークとの間に「セキュアアダプター」を導入します。これにより、制御系でウイルスが混入したUSBなどを挿しても、産業機器に影響しません。
この両製品を、ネットワークに利用することで制御システムのあるべきセキュアな姿を実現できます。医療や流通の分野でも適用可能です。
アドソル日進は、IoT化の課題対し、最適なセキュリティ・ソリューションを提供してまいります。